めんどくさがりが読書好きになった話
わたしは今でこそ月に2~5冊くらいは本を読む習慣がありますが、もともとは読書が苦手で、
知識らしいものはスマホでネットやブログから得て、ネット記事をダラダラ読み、半日スマホ片手にごろごろする
というような生活で読書とはマジ無縁!!!でした。
幼少期から社会人になってもとかく周囲からは「本を読むといい」と言われ続けましたが、
とにかく集中力がないので本を持って読み続けるということが苦痛で、読んでもせいぜい大好きな犬関係の本か、
漫画や歴史は大好きだったので、その派生した小説やドキュメンタリーを読むくらいで、しかもその1冊を2~3か月もかけてようやく
読み終わる、みたいな感じでした。
活字を読めと言われも、その重要性やいわれる理由がわからなかったんですね。
また母が大の読書嫌いで、わたしがただ本の表紙を見ているだけで鬱陶しがられたものです。
”お母さんがいうんだから、本は必要ないんだな”って子供ながらに思っていたほど。
で、わたしの読書が習慣になった経緯は本当に長いのですが、大きくわけて理由が2つあります。
①問題解決のための知識得る最強の手段とわかったから
②人生の相談相手代わりになると思ったから
①は、私が高校生~25歳くらいまで悩みに悩んだ酷いニキビ肌の解決を書籍からヒントを得たことに起因します。
皮膚科医、美容皮膚科医、エステティシャンなど、肌に携わるひとの知識を得るために彼らの本を読んだことがきっかけで、
それらを実行し悩みが解決し、以来困ったら本を探すということが習慣となっています。これはまた別の記事で書きたいと思います。
②は、①をきっかけにして普段生活するうえでのささいな疑問から、自分の心をむしばむコンプレックス、人生への漠然とした不安など
ありとあらゆる心の内側のモヤモヤしたものを文章を通して整理したり、メンタルブロックを壊してまた再構築するサポートをしてもらえるツールとしても読書を利用しています。
ただ、わたしには前述した通り、集中力がないのと、何よりストレスだったのが本を手で持っ読まなくてはならないということが本当に嫌でそれが疲れて読書から遠ざけていました。
そこで、スマホは毎日無意識に手に取って見続けてしまっていることに目をつけて、これって小さい板ならずっと持ってられるんじゃないの?と、思いついて、思い切ってアマゾンでペーパーホワイトを購入し、キンドルで電子書籍を試してみました。
そうするとこれがスラスラ読めるのなんの。自分自身も驚きました。なんせ片手で読める。ページが途中でバラバラになることもない。
ストレスフリーになり、どんどん読めるようになりました。それから2~3か月かけて1冊読めるかどうかだったのが、1月に5冊くらいは読めるまでになりました。読書家とは程遠いですが、読むひと・読まないひとのどちらかと聞かれたら、読むひとの方になったわけですから、大きな進歩です。
ですから、本を読みたいけど読めない、読んでるけど遅い、集中力がない…やらでちょっと思うようにならない方は読み方や読む手段を変えてみると意外と解決するかもしれません。ちなみに今はペーパーホワイトではなく、タブレットや外出先では小さいですが普通にスマホでキンドルを読んでいます。
SNSを流し見する感覚で本を読んでいるので、かしこまって読書をしている、という感覚なしに読めます。
読書を習慣にしてみたい方、ぜひ、やってみてください。